> 平成17年12月21日 > >   お客さま各位 > >            九州通信ネットワーク株式会社 > > > 障害発生の原因と対策の実施について > > >  拝啓 時下ますますご清栄のこととお喜び申し上げます。平素は格別のご > 高配を賜り、厚くお礼申し上げます。 >  さて、12月10日(土)11時52分より発生いたしました通信障害 > (12月10日19時23分全サービス復旧)につきまして、障害発生の原 > 因と再発防止対策の実施を下記のとおりご報告申し上げます。 >  なお、弊社といたしましては、今後ともお客さまの声を大切にしながら、 > より良いサービスの提供に向けて、改善に取り組んでまいります。 > > 敬 具 > > 記 > > 1 障害発生の経過と原因 >  [1] 障害発生の経過 > о12月10日11時52分に、福岡県のある地区のお客さまを収容 > しているユーザー終端装置(BAS=ブロードバンドアクセスサーバ > と呼ぶ)が故障のため自動停止しまし > たが、この装置は、11時54分に予備終端装置に切り替わり自 > 動復旧しました。 > оしかしながら、この時以降、認証サーバが過負荷状態となり、九州 > 全域で新規にインターネットに接続しようとした場合、接続しにくい > 状態となりました。 > оその復旧過程において、「障害発生のお詫びと復旧の経緯のお知ら >    せについて」(郵送文書及び弊社ポータルサイトでご覧いただけます) > でご報告のとおり、BBIQ、光電話及び九州電話インターネット(ADSL >     プラン)サービス全般におきまして、一旦サービスが停止となりまし >     たが、19時23分に全サービスの復旧を完了しました。 > >  [2] 障害発生の原因 >   a ユーザー終端装置の障害の原因 >     当該装置内の、CPU(演算処理装置)部の部品故障であることが判明 > しました。 >   b 認証サーバが過負荷状態となった原因 >     ユーザー終端装置の自動停止により、当時インターネット接続中の > お客さまの回線が一旦切断されました。その後、ユーザー終端装置 > が自動復旧した後、認証サーバへ大量の再接続要求が発生しました。 >     この再接続要求が、認証サーバの処理能力を大幅に超過したため、 > 内部処理が輻輳し、過負荷状態に陥りました。 > > > 2 再発防止に向けた対策 >  [1] ユーザー終端装置の部品交換 > 障害を起こしたユーザー終端装置のCPU部を12月10日に予備品と交 > 換しました。 >  [2] 認証サーバの過負荷防止対策 >    認証サーバが過負荷状態になることを阻止するために、認証サーバへ > のアクセス数(接続要求数)を認証サーバの処理能力以下に制限する > 装置を12月20日に追加設置しました。 > > > 3 その他改善策 >  [1] お客さまセンターでは、障害発生時に、お客さまに即時に状況をお > 伝えできるよう改善を行います。 >   a フリーダイヤルの電話混雑時でも、お客さまへ障害情報アナウン > スをお知らせする仕組みを構築します。(12月27日開始予定) > b お客さまセンターの営業時間外でも、24時間障害情報のアナウンス > を流すフリーダイヤルを設置いたします。(1月中旬開始予定) > (サービス開始時期は、改めて弊社ポータルサイト及びメールでお > 知らせいたします) > >                               以 上